先日、会話の中で「競馬やパチンコなど、何かギャンブルはされないのですか?」と尋ねられることがあった。
私は、酒も飲むし、煙草も長い間やめていたが今はアイコスのみではあるが吸う。けれどもギャンブル系は一切しない。しかし「今は」である。
と言うのは、まったくギャンブル系に興味がないというのではなくて、若い頃には世の中にあるギャンブル系のほぼ全てと言っても過言では無いくらい、2~3か月ぐらいの短いスパンずつではあったが一通りの事を興味本位で試してみた。しかしどれ一つをとっても、ギャンブル好きの方が言う快感は得られなかった。
快感を得られない理由はズバリ、勝てないからである。
たとえば私が学生時代にやっていた柔道ならば、自分が頑張れば頑張っただけ強くなり勝率は増すが、ギャンブルは運である。そのギャンブルについて一意専心に研究をすれば、多少は勝率が上がるかもしれないが、基本的にギャンブルは胴元が儲かる仕組みになっているので、お金を儲けられる可能性はかける労力に対して僅かなものであろう。
そのように勝つか負けるか運任せのものに、お金と時間と労力を費やすのが嫌だなと思ったのである。これが私の気持ちの半分。
残り半分の気持ちは、ハマってしまうのが怖かったのである。元来、私は負けん気が強く、自分が勝つまで諦めたくない。
2012年に書いた、このブログの第1回目の記事>>にも、勝つまで諦めず挑み続けるぞ!といった内容の事を書いた。そして私の座右の銘は「諦めず気が遠くなるまで繰り返す」である。こんな私がギャンブルにハマってしまえば悲惨である。笑
だからギャンブルの面白さを知ってしまう前に、さっさっと撤退したのである。
しかし私は、投資は好きである。投資と言っても株式投資やファンド等の金融商品の話ではない。設備投資や人への投資の話である。
一番最近の設備投資では、次亜塩素酸水衛生環境システムをフレスコ事業部に設置し、自然環境に配慮したクリーニングを可能にした。
人への投資については、それぞれの事業部の社員がスキル面でも賃金面でも今よりワンランク上のステージに行けるように、資格を取りに行かせたり、講習会に参加させたりしている。
身も蓋もない言い方をすれば、投資した設備に見合う収益をあげられなかったり、投資した人材が退職したりなどすれば投資したお金がパァ~である。
しかしこれらの投資は企業発展には欠かせない投資で、これこそ生きたお金の使い方であると思う。