「儲けるは欲、儲かるは道」という言葉がある。
たった一文字の違いだが、この両者は違う。
「儲ける」は、儲けることを目的とした商いなのに対し、「儲かる」は、良い商いをしたその結果である。
儲けようと思って作った商品で稼いだ100万円と、買い手の満足を考えて作った商品で稼いだ50万円となら、長い目で見れば後者の方が会社にもたらす利益は大きい。
前者は金額以上の価値は無いが、後者は会社への信用という利益がついてくる。
会社を末永く続けて行くには、「信用」は「儲け」よりも大切なのだ。儲けは後からついて来る。
そのことを、先人の近江商人はこんな言葉で、我々に教えてくれている。
「義を先にし、利益を後にすれば繁盛してもうかる」と。
またこれも近江商人の言葉であるが「三方良し」というものがある。
売り手と買い手がともに満足し、社会貢献もできるのがよい商売であるという言葉だ。
丸竹COが目指しているのも、そこである。
商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献したい。
・・・と書くとまるで優等生の弁のようでむず痒くなるのだが、事実、お金儲けだけが目的の会社が社会に歓迎されるはずがないのだ。
社会に歓迎され信用され続ける会社である為に、社会貢献をする。
そう思い取り組んでいるのが、障がい者の雇用であったり、地域のスポーツ大会への協力であったり、東日本大震災の災害復旧の支援などである。
また最近は地球環境を考慮し、太陽光発電を導入したり、環境に優しい商品開発を心がけている。